2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧
人と話をするのが、どうにも苦手。そういう人って結構多いですよね?実は、私も人との気軽な会話を苦手としています。何を喋っていいのか本当に困る。仕事に関係する話ならいくらでも対応できるし、人前でのプレゼンとかも、少しは緊張するけどキライって訳…
今の若い人たちは、岡崎京子というマンガ家を知っているだろうか。桜沢エリカ、中尊寺ゆつこ、原律子と共に、新世代の女性マンガ家として脚光を浴び、「リバースエッジ」や「pink」、「ヘルタースケルター」といった作品を生み出した岡崎京子。彼女は、絶頂…
木下古栗を読むのは、デビュー作「ポジティブシンキングの末裔」以来。今回、第5回Twitter文学賞で多くの支持を集めて国内編第1位に輝いたということで、買ったままに積ん読だった本書を手にとった次第。 金を払うから素手で殴らせてくれないか? 作者: 木下…
言葉は偉大だ。時に言葉は命を宿し、語る者の口から飛び出すと、それを聞く者たちの心の奥底に、あるときは深い感動を与え、あるときは深い憤りを与える。言葉が喜怒哀楽を表現し、言葉によってある者は救われる。 素晴らしきソリボ 作者: パトリックシャモ…
昨年(2014年)発売された多くの作品の中で、話題性という意味で盛り上がったのは、芥川賞作家・阿部和重と本屋大賞作家・伊坂幸太郎の合作「キャプテンサンダーボルト」ではないだろうか。 読書系SNSサイト「読書メーター」では、「キャプテンサンダーボル…
いつの時代にあっても、労働者とは搾取される存在ということなのだろうか。 工場日記 (ちくま学芸文庫) 作者: シモーヌヴェイユ,Simone Weil,田辺保 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2014/11/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (5件) を見る シモー…
「人はなぜ死ぬのですか?」子供電話相談室の回答者も頭を抱えるこの命題。どうしても、哲学的であったり宗教論的な考えに行きついてしまう。だが、その観点で「死」を語っても、おそらく誰も理解できないだろうし、納得もできないだろう。 われわれはなぜ死…
2015年3月11日。東日本大震災から4年目のあの日を迎えた。もう4年経ったのか、という思いと、まだ4年しか経っていないという気持ちが交錯している。東北の被災地は、だいぶ復興が進んでいるところと、まだまだ全然進んでいないところがあって、被災者の生活…
今年2月、職場でのセクハラについての裁判で最高裁がひとつの判断を下した。 海遊館「セクハラ発言」訴訟で逆転判決 処分は適法と最高裁(産経新聞) - Yahoo!ニュース 海遊館「セクハラ発言」訴訟で逆転判決 処分は適法と最高裁 (産経新聞) - Yahoo!ニュ…
そこは、見渡すかぎりに赤茶けた土の平原が広がる不毛の土地。そこに生きているのは、あなたたったひとりだけ。食べ物も水も、さらには空気すらも限られた極限のサバイバル地帯で、助けが来る可能性はほんの僅か。もしも、そんな状況に陥ってしまったら、あ…
去る3月1日(日)に、第5回Twitter文学賞の結果発表が行われ、海外編、国内編のベストテンが発表された。詳細なランキングは別途Twitter文学賞事務局から発表されているので、今回は各ベストテンを簡単に。 ■海外編(http://matome.naver.jp/odai/2142516…