タカラ~ムの本棚

読んだ本の感想などをボチボチと綴るブログ

動物

キャシー・アッペルト&アリスン・マギー/吉井知代子訳「ホイッパーウィル川の伝説」(あすなろ書房)-突然、大好きなシルヴィを失ってしまったジュールズは、「あのときどうして・・・」と自分を責める。そんな彼女の前に現れたのは一匹の子ギツネだった。

ホイッパーウィル川の伝説 posted with ヨメレバ キャシー・アッペルト&アリスン・マギー あすなろ書房 2016-10-24 Amazonで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 「ホイッパーウィル川の伝説」を読もうと思ったのは、『本が好き!』で開催中の『2018…

ジーン・ウェインガーデン・文、ミカエル・S・ウィリアムソン・写真/山本やよい訳「OLD DOGS~愛しき老犬たちとの日々」(原書房)-出会いのあの日から、いつも、ずっと、君はそばにいて、変わらぬ優しい目で僕を見つめる

<写真エッセイ集>OLD DOGS:愛しき老犬たちとの日々 posted with ヨメレバ ジーン・ウェインガーテン 原書房 2016-12-05 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 「OLD DOGS~愛しき老犬たちとの日々」は、そ…

河田桟「馬語手帖~ウマと話そう」(カディブックス)-マジメに馬と話すための本

馬語手帖―ウマと話そう posted with ヨメレバ 河田 桟 カディブックス 2012-01-15 Amazonで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 「馬と話ができたらな〜」 そんなことを考えたことがある人がどのくらいいるのかはわからないが、いろいろな事情で馬と…

生藤由美絵・文「スイーツこねこ」(河出書房新社)-ねこたちのあの習性にはこんなあま~い秘密があったのです

スイーツこねこ posted with ヨメレバ 生藤 由美 河出書房新社 2016-11-29 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 東京・谷中にある〈ひるねこBOOKS〉で、2017年9月22日~10月5日に開催されていた「『スイーツこねこ』原画…

オリヴィア・スネージュ:文/ナディア・ベンシャラル:写真「パリの看板猫」(青幻舎)-カフェ、書店、ホテル。パリの店先には猫がよく似合う

パリの看板猫 作者: オリヴィア・スネージュ,ナディア・ベンシャラル 出版社/メーカー: 青幻舎 発売日: 2016/03/03 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る ふと立ち寄った店で、品物が整然と並ぶ陳列棚の片隅に丸くなっている猫がいると心がほっこり…

【書評】スティーヴン・ローリー/越前敏弥訳「おやすみ、リリー」(ハーパー・コリンズ・ジャパン)-読んでいてこんなに辛かった本は初めてだった。でも、こんなに愛おしくなった本も初めてだった。

おやすみ、リリー 作者: スティーヴン・ローリー,越前敏弥 出版社/メーカー: ハーパーコリンズ・ ジャパン 発売日: 2017/04/15 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 《まえがき》このレビューは、ハーバー・コリンズ・ジャパンの読者モニター募集に…

【書評】tupera tupera「パンダ銭湯」(絵本館)-あの愛くるしいパンダたちにこんな秘密があったなんて、そりゃもう徹子さんも驚くわよ!

パンダ銭湯 作者: tupera tupera 出版社/メーカー: 絵本館 発売日: 2013/08/15 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (76件) を見る パンダといえば黒柳徹子さんですよね! 黒柳徹子 - Wikipedia Wikipediaにある黒柳徹子さんに関する説明によれば、徹子さ…

【書評】監修/小林豊和「イヌの看取りガイド」(エクスナレッジ)-大切な家族だから、最期までキチンと看取るのが飼い主の責任だと思う

お久しぶり!タカラ~ム家のアイドル・ラムよ! 4月の「世界で一番美しい犬の図鑑」以来だから、ちょうど5ヶ月ぶりね。みんな元気にしてた? s-taka130922.hatenablog.com アタシは、最近ちょっとお疲れ気味なの。今年の夏も毎日暑かったから、夏バテかしら?…

【書評】タムシン・ピッケラル「世界で一番美しい犬の図鑑」(エクスナレッジ)-見ているだけで、楽しい、美しい、息を呑む。犬好きにはたまらない至福の時間を味わおう!

ハ~イ!久しぶり、ラムですよ!太宰先生の「畜犬談~伊馬鵜平君に与える」のレビュー以来の登場です! s-taka130922.hatenablog.com

【書評】太宰治「畜犬談ー伊馬鵜平君に与えるー」ー太宰先生、ホントは犬が好きなんですよね?

こんにちは!アタシは、いつもレビューを書いているタカラ〜ムの家で暮らしているビーグルのラム(女の子)よ! 今回は、アタシが太宰治先生の「畜犬談ー伊馬鵜平君に与えるー」についてレビューしちゃうね! 畜犬談 ?伊馬鵜平君に与える? 作者: 太宰治 発売…

【書評】新美南吉「ごん狐」-物議をかもしたある小学生の感想~ごんと兵十。彼らを待ち受ける数奇な運命とは?

●ある小学生の感想何年前になりますかね、この新美南吉の名作童話「ごん狐」に関する、とある小学生の感想がネット上で物議を醸したことがあったんですが、覚えてますか?(というか知ってましたか?) その小学生の感想というのが、簡単に言っちゃうと、 ご…

【書評】中島さなえ「わるいうさぎ」(双葉社)−実験施設を逃げ出した《わるいうさぎ》と彼が出会う動物たちのちょっとダークなお話

中島さなえの小説を読むのは久しぶりだった。 わるいうさぎ 作者: 中島さなえ 出版社/メーカー: 双葉社 発売日: 2015/08/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る わるいうさぎ 作者: 中島さなえ 出版社/メーカー: 双葉社 発売日: 2015/10/09 メディ…

動物園で働く飼育員さんたちを動物と人とのつながりを担う《翻訳家》と捉えると彼らの仕事が一層輝いて見えてくる-片野ゆか「動物翻訳家」

子供の頃、学校の遠足とか休日の家族でのお出かけで動物園は定番のスポットだった。 私が子供の頃は、動物園は檻の中をウロウロする動物たちを見せるだけの展示施設というイメージしかなかった。それでも、犬や猫と違って普段見ることのできない動物を見るこ…