タカラ~ムの本棚

読んだ本の感想などをボチボチと綴るブログ

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「同志少女よ、敵を撃て」逢坂冬馬/早川書房-少女は戦争という狂気の世界でスナイパーとして生き抜いていく

リンク 第11回アガサ・クリスティー賞を受賞したデビュー作品。受賞が決まったことがTwitterで流れてから、選考委員をはじめ早川書房のアカウントやゲラ読みやプルーフ読みしたと思われる書店員さんや書評家さんたちから次々と絶賛のツイートが流れてくるよ…

「組織のネコという働き方 「組織のイヌ」に違和感がある人のための、成果を出し続けるヒント」仲山進也/翔泳社-“組織のトラ”にはなれなくても、“組織のネコ”として少し自由に働ければいいんじゃないか

リンク 会社という組織で働いているといろいろなタイプの人材がいる。私が接してきた人の多くは、会社が決めたことや上司の指示に従って、組織としての目標を果たすために忠実に働くタイプだったように思う。私も、どちらかというとそういうタイプの人材かも…

「残月記」小田雅久仁/双葉社-9年ぶりの新刊。月をめぐる3つのストーリーは鋭く胸に突き刺さり、果てしない余韻を残す。

リンク 「本にだって雄と雌があります」(新潮社)でわれわれ本好きのハートをがっちりと鷲掴みにした小田雅久仁の待望の新刊が刊行されるという話がTwitter上で目につくようになってから、ずっと発売日を待ち焦がれていた。日本の小説で刊行前から気になっ…