タカラ~ムの本棚

読んだ本の感想などをボチボチと綴るブログ

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

カトリーヌ・カストロ原作、カンタン・ズゥティオン作画/原正人訳「ナタンと呼んで 少女の身体で生まれた少年」(花伝社)-フランス発のバンド・デシネ。身体と心の性にギャップを感じるトランスジェンダーについて、その悩みや苦しみを知り、理解するために必要な作品。

ナタンと呼んで―少女の身体で生まれた少年 作者: カトリーヌカストロ,Catherine Castro,カンタンズゥティオン,Quentin Zuttion,原正人 出版社/メーカー: 花伝社 発売日: 2019/04/17 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 「ナタンと呼んで」の主人公…

リアノン・ネイヴィン/越前敏弥訳「おやすみの歌が消えて」(集英社)-ある日学校を銃撃犯が襲った。6歳の少年の目線で記される事件の恐怖、その後の家族の苦悩、そして大人たちの崩壊と再生

おやすみの歌が消えて 作者: リアノン・ネイヴィン,越前敏弥 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2019/01/04 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る まっくらなクローゼットの中で、ザックたちは息をひそめていた。バン、バン、バンと銃撃犯が放つ銃声…

ショーン・タン/岸本佐知子訳「セミ」(河出書房新社)-タカラ~ム セミ よむ。胸 あつくなる。ニンゲンの しあわせ かんがえる。トゥク トゥク トゥク!

セミ 作者: ショーン・タン,岸本佐知子 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2019/05/11 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 2019年5月11日から7月28日の期間、東京・上井草にある『ちひろ美術館』で「ショーン・タンの世界展」が開催されます…

田房永子責任編集「エトセトラvol.1 特集コンビニからエロ本がなくなる日」(エトセトラブックス)-毎号新しい編集長によって作られるフェミマガジンの創刊号。テーマは「コンビニの店頭からエロ本がなくなる日」

www.e-hon.ne.jp // 5月の『文学フリマ東京』で購入した中の一冊。「毎号、新しい編集長がいま伝えたいテーマを特集するフェミマガジン」(裏表紙より抜粋)の創刊号になる。編集長は、漫画家でライターの田房永子さん。テーマは『コンビニからエロ本がなく…

フェルディナント・フォン・シーラッハ/酒寄進一訳「罪悪」(東京創元社)-罪の意識とはどういうものなのか。

www.e-hon.ne.jp // 人は、自分が犯した罪の重さをどう考えるのだろうか。 小さな罪であっても、深く罪悪感に苛まれて苦悩し続ける人がある。大きく重い罪を犯しても平然としていられる人がある。 フェルディナント・フォン・シーラッハの短編シリーズ第2作…

フェルディナント・フォン・シーラッハ/酒寄進一訳「犯罪」(東京創元社)-人はなぜ罪を犯してしまうのか。それぞれの事情、それぞれの人生をみつめる11の物語

www.e-hon.ne.jp // 先日(2019年4月19日)、『はじめての海外文学』の人気企画『はじめての読書会』の番外編として翻訳家酒寄進一さんをお迎えしたイベントが開催されました。その課題図書となったのが、フェルディナント・フォン・シーラッハ「犯罪」です…