タカラ~ムの本棚

読んだ本の感想などをボチボチと綴るブログ

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「せんそうがやってきた日」ニコラ・デイビス作、レベッカ・コップ絵/長友恵子訳/すずき出版-ある日突然戦争はやってくる。そして、すべてを奪い去る。家族も居場所も。

リンク 家族が食卓を囲む平和な日常。いつまでも続くと思っていた平和な日々。だが、戦争はある日突然にやってくる。 「せんそうがやってきた日」は、家族4人が朝の食卓を囲む平和な場面から始まる。お父さんは弟に子守唄を歌い、お母さんは朝ごはんを作っ…

「異常(アノマリー)」エルヴェ・ル・テリエ/加藤かおり訳/早川書房-2022年の海外文学で間違いなくトップクラスの衝撃作。さまざまな人々の群像劇であり、SFエンターテインメントであり、極上のサスペンスでもある作品。

リンク エルヴェ・ル・テリエの「異常(アノマリー)」は、2022年の翻訳文学の中で間違いなくトップクラスの衝撃作だ。 物語は3部構成になっている。第1部ではさまざまな人物と彼らに関わる人たちが描かれる。冷酷で非道な殺し屋、作品の評価は高いが売れ…