新年あけましておめでとうございます。この記事が2016年の初記事となります。今年もぼちぼちと更新していければと思っております。
さて、この年末年始はどう過ごされましたでしょうか?
帰省された方。旅行に出かけられた方。家でのんびりと過ごされた方。それぞれに思い思いの年末年始休暇を過ごされたのではないでしょうか。
あ、もちろん、中にはみんなが休んでいる時に働いておられた方もいらっしゃるでしょう。年末年始にお仕事だったみなさん、お疲れ様です。
さて、私の年末年始はといいますと、特に遠出などすることもなく(正月の初詣くらい)、自宅で過ごしておりました。“のんびり”といいたいところですが、年末年始というのは何かと忙しくて、なかなかのんびりとできないのが辛いところ。大掃除だ買い出しだと、それなりにバタバタしておりました。
そんな年末年始に、海外古典文学好きには見逃せない電子書籍セールが行われていることは、すでにご承知のことと思います。そうです、光文社古典新訳文庫の電子書籍半額セールが主要な電子書籍サイトで開催されているのです!!
光文社古典新訳文庫といえば、旧訳では読みにくくなってしまっていた海外古典文学の名作たちを新たな翻訳で世に送り出し、従来の文学ファンをはじめ、若い新たな読者の獲得にも貢献してきたすばらしい叢書シリーズです。その功績は、絶賛に値すると個人的には思っているほどです!!
(このくらい褒めておけばよろしいでしょうか?)
そんな光文社古典新訳文庫の電子書籍が、期間限定とはいえ半額で購入できるとなれば、これまで限られたお小遣いの中で欲しくても買うことができず指をくわえて見ていることしかできなかったあの作品やこの作品を購入できるチャンス!
しかも、このセールの小憎らしいところは、セール期間が12月初旬から1月初旬という、ボーナス&クリスマス&お正月、という財布の紐が10年以上穿き古したパンツのゴムくらいにユッルユルのタイミングで開催されていること。これ、光文社古典新訳文庫の中の人も当然狙って仕掛けてると思うんですけど、なんという策士なんだ!
ということで、策士の策略にまんまと乗せられて、私がAmazon Kindleページで思わずポチポチしてしまった作品のすべてをここに公開したいと思います。どうか、みなさん呆れてやってください(笑)
傍迷惑(はためいわく)な人々?サーバー短編集? (光文社古典新訳文庫)
- 作者: サーバー
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2015/03/13
- メディア: Kindle版
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月を見つけたチャウラ?ピランデッロ短篇集? (光文社古典新訳文庫)
- 作者: ピランデッロ
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2013/12/20
- メディア: Kindle版
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秘書綺譚?ブラックウッド幻想怪奇傑作集? (光文社古典新訳文庫)
- 作者: ブラックウッド
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2013/12/20
- メディア: Kindle版
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以上、全部で25冊が今回のセールで私が購入した作品となります。いやぁ~、買ったなぁ~。
今回購入した中で、自分としてのポイントは、
「すばらしい新世界」
ですね。オーウェル「1984年」やブラッドベリ「華氏451」などと並ぶディストピア小説の傑作とのことで、前々から購入を検討していたのですが、今回の半額セールでこころおきなく購入できました。
あと、「罪と罰」については、「『罪と罰』を読まない」(岸本佐知子、他)と合わせて読もうと思って今回のセールで購入しています。
さて、そんな読書家の煩悩を激しく刺激する光文社古典新訳文庫電子版半額セールも、今週1月7日までとのこと。残りはあとわずかですよ!映画化で話題のサン=テグジュペリ「ちいさな王子」(「星の王子さま」)の新訳も半額ですからね。他にも、読んでおきたい古典名作がたくさんあって、選ぶ楽しみも味わえちゃいます。
なんだか、光文社の回し者みたいな記事になっちゃいましたけど、それだけ私がこのセールにハマったということなので、まぁ、大目に見てください。
というわけで、2016年もよろしくお願い致します。