タカラ~ムの本棚

読んだ本の感想などをボチボチと綴るブログ

2020-11-11から1日間の記事一覧

「珈琲の哲学 ディー・レスタリ短編集1995-2005」ディー・レスタリ/福武慎太郎監訳、西野恵子、加藤ひろあき訳-#はじめての海外文学 vol.6。インドネシア現代文学を代表する作家の短編集。珈琲に憑かれた男の葛藤を描く表題作他、人間の人生の複雑さを描く18篇

// リンク インドネシア文学を読むのは、たぶんこれがはじめてだと思う。そういう意味で言えば、本書はまさに“はじめて”の海外(インドネシア)文学である。 本書冒頭の監訳者・福武慎太郎氏の解説によれば、著者のティー・レスタリは、現代インドネシアを代…