しばらくブログを更新しないでいたら、あっという間に8月も終わりじゃないですか。前回の更新が8月14日だったので、ほぼ半月の間音信不通状態だったわけですね。ま、誰も心配してないですけど。
さて、しばらく更新できなかったのは、単純に「本を読み終わっていないから」で、書評ブログと銘打っているからには、本を読まなければ書けませんから。読み終わっていない以上は書けませんわね。
ちなみに今読んでいるのは、「マルセル・シュオップ全集」と「影武者徳川家康」です。家康の方は図書館返却期限のぎりぎりになんとか読み終わりましたが書評を書くのにはもう少し整理してからになりそうです。なお、「マルセル・シュオップ全集」の方はまだまだ読み終わりそうにありません(笑)。
- 作者: マルセル・シュオッブ,大濱甫,多田智満子,宮下志朗,千葉文夫,大野多加志,尾方邦雄
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
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そんなわけで、このままブログ更新しないと、「あいつ、死んだのか?」みたいに思われるかもしれないので、ちょっとだけ生存確認の意味で更新しておきたいと思います。え?このブログそんなに読まれてないだろって?ま、そうなんですけどね。
夏休み中に、今話題の「シン・ゴジラ」を観てきました。いやぁ~、すごかった!
映画の内容とかは、ネタバレも含めて相当な情報がネット上に溢れているので、私が改めて書く必要はないでしょうから、簡単に感想だけ書いておくと。
- 東京湾アクアラインとか、蒲田とか、北品川とか、日常的に関わっている場所が舞台として登場していて興奮!
- ネット上で通称“蒲田くん”と呼ばれているゴジラ第2形態は、確かにちょっとカワイイかも!
- 石原さとみの演技が浮いてるという話だったけど、そこまでいうほどとは思わなかった。でも、確かにルー大柴っぽいな
ってところでしょうかね。アクアラインは、日々の通勤(房総半島在住で羽田空港までバス通勤)で利用しているだけに、トンネルを通過するたびに、
「いま、この上にゴジラが!?」
とか想像して楽しんでます。ちなみに東京湾アクアラインのパーキングエリア・海ほたるでは、「シン・ゴジラ」に関する展示がされています。私もフィギュアの写真撮りました(笑)。
歴代のゴジラ作品については、年代的に合わなかったこともあって、なかなか劇場で鑑賞することがなく、ハリウッド版第2作(渡辺謙が出演していた作品)が初映画館鑑賞作品で、国産ゴジラは今回の「シン・ゴジラ」が国産ゴジラ劇場鑑賞第1号という記念すべき作品になりました。
ところで、図書館で雑誌「東京人8月号」を借りてきました。特集は「特撮と東京」です。
「シン・ゴジラ」では、ゴジラをはじめとする特殊造形や破壊される東京などは、CGで製作されています。ですが、過去のゴジラ作品は着ぐるみやミニチュアセットを駆使して撮影されていました。日本の特殊撮影(特撮)技術は、世界的にもトップレベルの撮影技術です。
特撮映画では、東京の街が怪獣たちによって大きな被害を受けます。ゴジラも、モスラも、ウルトラシリーズでも、怪獣たちはほとんど場合、東京で大暴れしました。
「東京人8月号」では、特撮映画の舞台となった東京について、当時の風景とともに解説しています。
他にも、銀座や赤坂、丸の内、霞が関、代々木公園など、東京を代表するランドマークで怪獣たちの蹂躙を受けていない場所はほとんどないといっていいくらいです。
まだ借りてきたばかりなので、記事の内容までじっくり読み込んではいないのですが、日本の特撮が高く評価される要因のひとつに、こうした都市の描き方であったり、ジオラマやCGでの再現性があるんだなということが、改めてよくわかる特集になっているように思います。
それにしても「シン・ゴジラ」、劇場で公開している間にもう1回くらい観に行きたいと思ってます。同じ映画を劇場で繰り返し観ることはほとんどないんですけど、「シン・ゴジラ」に関してはリピしたい作品。DVD、Blu-rayが発売されたら買っちゃうかもしれません。