【書評】平松洋子「焼き餃子と名画座 わたしの東京味歩き」(新潮文庫)−平松さんの文章からわきあがってくるシズル感。24時間いつ読んでもお腹が空いてしまう1冊

今は、インターネットで日本はおろか世界中のレストラン情報が手に入るようになりました。私もそうですが、このレビューを読んでいただいている多くの方々も、「食べログ」とか「ぐるなび」とかでお店を探したり、評判を検索したりしてますよね。 ネット情報の利点は、お店の様子や料理などの写真がアップされているので、…