ペットショップとかに行って、ケージでじゃれつく子犬や子猫、ハムスターとかウサギとかの小動物を見て、
「カワイイィ~~! 抱っこしたぁ~い!」
とか身悶えしているそこのあなた。生きものには、それぞれにあった持ちかた(抱き方)があるんだそうですよ。
ということで、本書「その道のプロに聞く生きものの持ちかた」は、様々な生きものの持ちかたを、生きものカメラマン、獣医、ペットショップオーナーといった“その道のプロ”と呼ばれる方々が写真入りで解説するハウツー本です。
犬、猫、リス、ハムスター、フェレット、フクロモモンガなど、ペットとしても人気の動物たちは、どう抱っこしてあげればいいのか。
カブトムシやクワガタ、トンボに蝶など、夏休みの定番といえる昆虫たちを傷つけずに持ちノウハウは?
などなど、「その生きものはそうやって持つのが正解なのか!」
と目からウロコの情報が満載です。猛禽類のオオコノハズクが、タオルでグルっと包まれて大人しくさせられているところが、個人的には萌えポイント(笑)
ただし。カワイイ、カッコイイ生きものばかりが紹介されているわけでないので、生きもの関係がちょっと苦手という人は、読むときに注意が必要です。
だって、どう考えたって率先して持ちたくなる(抱きたくなる)とは考えられないような生きものの持ちかたも紹介されてるんですよ。とくに、爬虫類系が苦手な人は気をつけてください。