タカラ~ムの本棚

読んだ本の感想などをボチボチと綴るブログ

2016-03-30から1日間の記事一覧

【書評】平松洋子「味なメニュー」(幻冬舎)−メニューを開くというのは、パンドラの箱を開けるようなものなのかもしれない

本書の最終章「黒板と筆ペン」にこんな場面がある。 「ずいぶんうれしそうに読みますね。まだ食べてもいないのに」向かいの席のひとに苦笑されたことがある。ずばり指摘されて赤面したが、ちょっとうれしくもあった。わかってくれてありがとう。一行め、二行…