パンダといえば黒柳徹子さんですよね!
Wikipediaにある黒柳徹子さんに関する説明によれば、徹子さんのパンダ研究は彼女が子どもの頃からで、70年以上にもなるそうです。日本パンダ保護協会の名誉会長でもいらっしゃる。あ、ちなみに今使っているGoogle日本語入力で「にほんぱ」まで打ち込んだら変換候補に「日本パンダ保護協会」が出てきましたよ。さすが徹子さん(たぶん違う)。
さて、そんなパンダ大好きの徹子さんでも、もしかしたら知らないんじゃないかという驚愕の真実を暴いたのが、本書「パンダ銭湯」です。そりゃもう“驚愕!”なんて言葉では足りないくらいの衝撃(笑撃?)の真実がパンダには隠されていたのです。
そもそも、パンダたちが通う専門の銭湯が存在することに驚かされます。
「パンダも風呂にはいるのか!」
これがまずひとつめの驚きでしょう。本書で紹介されているのはパンダの親子(父と母とこども)の入浴についてなんですが、これって若いカップルが主人公だったら、やっぱり赤い手ぬぐいをマフラー代わりにしてふたり(2頭か)で出かけるのかしら? 「一緒に出ようね」って約束したのにオスの彼氏がなかなか出てこなくて、メスの彼女の全身の毛が芯まで冷えちゃうのかな? でも、普通は女性の方が長風呂になると思うんだけど、どうして「神田川」では彼女の方が先で彼氏が長風呂なんでしょうね? 南こうせつがロン毛でパーマだから洗うのに時間がかかったのかな?
あ、いかん。話がズレましたのでパンダに戻しましょう。
パンダもお風呂に入るということですが、常日頃からネイキッドな生活をしているパンダですから、まぁそのまま湯船にジャボンっていうことだよな、と思うでしょ? チッチッチッ(と顔の前で指を2本立てて振る)。お客さん甘いよ。ニューヨーカー御用達の毒々しい色彩のカップケーキ並みに甘いですよ。
彼らはね、そのままでは風呂に入らないんですよ。ちゃんとプロセスを踏むんです。ここにふたつめの驚きがあります。ネタバレになりますし、この事実を口にしたら巨大な権力(それは、もしかすると徹子さんかも!)によって抹殺されちゃうかもしれませんので、ここでは多くを語りません。知りたいという方は、ぜひ本書をご購入いただきたく。あ、もし買われるんでしたら、大崎にある「BOOKPORT大崎ブライトタワー店」がオススメです。現在、書評サイト「本が好き!」とのコラボ企画を店頭棚で展開中で、本書「パンダ銭湯」も置いてます。以上、宣伝活動でした(笑)
わざわざフェア開催中のBOOKPORT大崎ブライトタワー店に行くのはムリ、でも、パンダの秘密を今知りたいという方もおられるかと思います。パンダの秘密は書けませんが、私が本書記載の驚愕の事実から感じたこと記しておくことで、そのヒントとさせていただきます。
「アレって、つまりは『股間は丸出し』ってこと?」
すまん、そこが一番気になったわ(笑)