ガタガタ書評ブログ

読んだ本の感想などをボチボチと綴るブログ

「静」から「動」へ物語は動き出す-ダン・シモンズ「エンディミオン」

ハイペリオンシリーズの第3部にして、エンディミオン2部作の第1作にあたる。直球のジェットコースターアクションに仕上がっている。

エンディミオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

エンディミオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

 
エンディミオン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

エンディミオン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

 

 惑星ハイペリオンの狩猟ガイドであるロール・エンディミオンは、無実の罪で死刑にされる寸前に、一人の老人に命を救われる。その老人こそ、かつてハイペリオンの巡礼者の一人だった詩人のサイリーナスであった。老詩人は、ロールに時空を越えてスフィンクスから現れる少女アイネイアーを助け、守ることを依頼される。アイネイアーは、やはり巡礼者のひとりであったブローン・レイミアの娘であった。

アイネイアーと彼女を守るロールとアンドロイドの三人がアイネイアーを追うパクスの追っ手から逃げるという構図で、次から次へとアクションが繰り出される。ハラハラのストーリーが次から次へと展開されるのである。そして、ラストの対決に勝利したロールたちは、ゲートを潜りとある惑星にたどり着く。そこは、かつての地球、オールドアースであった。というところで本書は終わり、彼らの冒険とシリーズの大団円は、第4部に引き継がれるのであった。

エンディミオン(上)

エンディミオン(上)

 
エンディミオン(下)

エンディミオン(下)