ガタガタ書評ブログ

読んだ本の感想などをボチボチと綴るブログ

ジーン・ウェインガーデン・文、ミカエル・S・ウィリアムソン・写真/山本やよい訳「OLD DOGS~愛しき老犬たちとの日々」(原書房)-出会いのあの日から、いつも、ずっと、君はそばにいて、変わらぬ優しい目で僕を見つめる

<写真エッセイ集>OLD DOGS:愛しき老犬たちとの日々 posted with ヨメレバ ジーン・ウェインガーテン 原書房 2016-12-05 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 「OLD DOGS~愛しき老犬たちとの日々」は、そ…

高見のっぽ「夕暮れもとぼけて見れば朝まだき~ノッポさん自伝」(岩波書店)-〈ノッポさん〉と聞いて懐かしく感じる人はどのくらいいるのでしょうか?私にとってノッポさんは憧れの人でした。

夕暮れもとぼけて見れば朝まだき――ノッポさん自伝 posted with ヨメレバ 高見 のっぽ 岩波書店 2017-11-29 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す ♪でっきるかな でっきるかな~ この軽快なメロディを懐かしく…

ユージーン・トリザビス文、ヘレン・オクセンバリー絵/こだまともこ訳「3びきのかわいいオオカミ」(冨山房)-かわいいオオカミと悪いおおブタ。みんなが知ってる「3びきのこぶた」とはひと味違う面白さとスケール感

3びきのかわいいオオカミ posted with ヨメレバ ユージーン トリビザス 冨山房 1994-05-18 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す その日、いつものように仕事のかたわらにツイッターのタイムラインをながめ…

リチャード・プラット文、クリス・リデル絵/長友恵子訳「海賊日誌~少年ジェイク、帆船に乗る」(岩波書店)-さあ、少年よ!いざ冒険の海へ!

海賊日誌―少年ジェイク、帆船に乗る (大型絵本) posted with ヨメレバ リチャード・プラット,クリス・リデル,長友 恵子 岩波書店 2003-09-06 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 昨年(2017年)書評コミュ…

ロバート・ゴダード/北田絵里子訳「謀略の都(上下巻)」(講談社)-『1919年三部作』の幕開け。父の不審死の謎を追うマックスに立ちふさがる国際的な謀略の影とは?

謀略の都(上) 1919年三部作 1 (講談社文庫) posted with ヨメレバ ロバート・ゴダード 講談社 2017-01-13 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 謀略の都(下) 1919年三部作 1 (講談社文庫) posted with ヨメ…

フランチェスカ・リア・ブロック/黒木三世訳「妖精たちの愛とセックス」(角川書店)-「ひかりのあめ」、「“少女神”第9号」に続くリア・ブロック読書3作目。本作は、リア・ブロックがはじめて大人向けに書いた物語です。

Nymph―妖精たちの愛とセックス (BOOK PLUS) posted with ヨメレバ フランチェスカ・リア ブロック,Francesca Lia Block,黒木 三世 アーティストハウス 2002-02 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 昨年(20…

門井慶喜「銀河鉄道の父」(講談社)-第158回直木賞受賞作。宮沢賢治の父の視点から描く家族の物語

銀河鉄道の父 第158回直木賞受賞 posted with ヨメレバ 門井 慶喜 講談社 2017-09-13 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 「風の又三郎」や「銀河鉄道の夜」など、数多くの作品を残した作家・宮沢賢治。彼…

今村昌弘「屍人荘の殺人」(東京創元社)-2017年の各種ミステリランキングで高評価ということで久しぶりに本格ミステリを読んでみたよ。

屍人荘の殺人 posted with ヨメレバ 今村 昌弘 東京創元社 2017-10-12 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 毎年年末になるとミステリに関する年間ベストが発表される。「このミステリーがすごい!」、「本…

伊吹有喜「彼方の友へ」(実業之日本社)-Dear Friends~嬉しいときも、苦しいときも、悲しいときも、楽しいときも、いつもそばにいてくれたあの日の友へ

彼方の友へ posted with ヨメレバ 伊吹 有喜 実業之日本社 2017-11-17 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 海外文学を中心に読書をしているので、国内小説にはどうしても目が届かない。そうすると大事な作…

スティーグ・ラーソン/ヘレンハルメ美穂、岩澤雅利訳「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上/下)」(早川書房)-#はじめての海外文学 このシリーズの最大の魅力はなんといってもリスベットである!

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) posted with ヨメレバ スティーグ・ラーソン 早川書房 2011-09-08 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す ミレニアム1 ドラゴン・タトゥー…

アン・ファイン/墨川博子訳「フラワー・ベイビー」(評論社)-#はじめての海外文学 落ちこぼれクラスの生徒たちに与えられたミッションは三週間の疑似育児体験!?

フラワー・ベイビー (児童図書館・文学の部屋) posted with ヨメレバ アン ファイン 評論社 2003-10-01 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 『悪ガキ』、『落ちこぼれ』が集められた四-Cでは、サイエンス…

コルソン・ホワイトヘッド/谷崎由依訳「地下鉄道」(早川書房)-奴隷制度に支配された19世紀アメリカ。虐げられた黒人奴隷たちを北へ逃がすための〈地下鉄道〉が存在していた。

地下鉄道 posted with ヨメレバ コルソン ホワイトヘッド,Colson Whitehead 早川書房 2017-12-06 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 舞台は19世紀はじめのアメリカ南部。その時代、アメリカには奴隷制度が…

「ししししvol.1~特集・宮沢賢治」(双子のライオン堂)-『草獅子』が名前を変えてリニューアル。新生文芸誌の特集は〈宮沢賢治〉です。

liondo.thebase.in 昨年(2017年)、はじめて伺わせていただき、それからも何度か顔を出させていただいてる双子のライオン堂は、自ら出版業も手がけている。先だってレビューした西島大介「アオザイ通信完全版#1」も双子のライオン堂の出版物だ。 liondo.j…

デボラ・インストール/松原葉子「ロボット・イン・ザ・ハウス」(小学館)-タング、ますますかわいくなってるよー!

ロボット・イン・ザ・ハウス (小学館文庫) posted with ヨメレバ デボラ インストール 小学館 2017-11-07 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 『庭にロボットがいる』なんてことは、日常でそうそう起こるこ…

ジェフ・ブラウン文、トミー・ウンゲラー絵/さくまゆみこ訳「ぺちゃんこスタンレー」(あすなろ書房)-ぺちゃんこになっちゃったスタンレーくんの冒険物語は理屈抜きに面白い。でも、それ以上にスゴイのは彼のご両親の寛容さだったりします。

ぺちゃんこスタンレー posted with ヨメレバ ジェフ ブラウン あすなろ書房 1998-12-01 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 〈はじめての海外文学vol.3〉の児童書部門に推薦されている中のひとつ。推薦者は…

バナ・アベド/金井真弓訳「バナの戦争~ツイートで世界を変えた7歳少女の物語」(飛鳥新社)-いつだって戦争の一番の犠牲者は子どもたち。でも、今なら子どもの声が世界を動かせる。バナがそれを証明した。

バナの戦争 posted with ヨメレバ バナ・アベド 飛鳥新社 2017-12-16 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 読んでいて、途中何度も強い怒りと胸を締め付けられるような悲しみとつらさを感じた。 バナ・アベ…

佐藤亜紀「戦争の法」(伽鹿舎)-デビュー作『バルタザールの遍歴』に続く第2長編が待望の復刊。日本海に面したN県の独立宣言に端を発する戦いの記録は、型にはめられない戦争と地方を描く。

戦争の法 (伽鹿舎QUINOAZ) posted with ヨメレバ 佐藤 亜紀 伽鹿舎 2017-12-23 Amazonで購入 Kindleで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 1975年、日本海に面したN県が日本国からの独立を宣言した。本書「戦争の法」は、そんな架空の独立騒動とその…

西島大介「アオザイ通信完全版 #1~食と文化」(双子のライオン堂)-ベトナムを描くエッセイマンガ。なのに第1回のタイトルは『ベトナムには行ったことがない』って?

アオザイ通信完全版〈1〉食と文化 posted with ヨメレバ 西島 大介 双子のライオン堂 2017-11-30 Amazonで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 昨年11月に開催された『第二十五回文学フリマ東京』で先行販売された西島大介「アオザイ通信完全版#1~…

リチャード・プラット文、クリス・リデル絵/長友恵子訳「中世の城日誌~少年トビアス、小姓になる」(岩波書店)-キリスト紀元1285年冬。少年は騎士になるための第一歩を踏み出した。

中世の城日誌―少年トビアス、小姓になる (大型絵本) posted with ヨメレバ リチャード・プラット 岩波書店 2003-09-06 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 昨年(2017年)、やまねこ翻訳クラブの20周年を記念して書評サ…

キンバリー・ブルベイカー・ブラッドリー/大作道子訳「わたしがいどんだ戦い 1939年」(評論社)-障がいがあることを心のハンデキャップにしてはいけないのだと知ることで、少女は自分との戦いに勝ったのだと思う。

わたしがいどんだ戦い 1939年 posted with ヨメレバ キンバリー・ブルベイカー ブラッドリー 評論社 2017-08-10 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 昨年(2017年)、劇場でクリストファー・ノーラン監督「ダンケルク」…

エドワード・ケアリー/古屋美登里訳「肺都~アイアマンガー三部作(3)」(東京創元社)-『堆塵館』、『穢れの町』と続いてきたアイアマンガーの物語がついに完結!クロッドは、ルーシーは、ビナディットは。彼らの運命はどうなってしまうのか?とにかく凄い!すごい!スゴイ!

肺都(アイアマンガー三部作3) (アイアマンガー三部作 3) posted with ヨメレバ エドワード・ケアリー 東京創元社 2017-12-20 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す ついに、エドワード・ケアリーの『アイアマンガー三部作…

パク・ミンギュ/斎藤真理子訳「三美スーパースターズ~最後のファンクラブ」(晶文社)-ラスト50ページに素敵な物語が待ち受けている。感動とユーモアが描き出す負け組たちの素晴らしき生き様。

三美スーパースターズ 最後のファンクラブ (韓国文学のオクリモノ) posted with ヨメレバ パク ミンギュ 晶文社 2017-11-13 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 275ページからの主人公とソンフンの会話で涙が溢れた。 パ…

ケン・セント・アンドレほか/安田均編「ミッション:インプポッシブル~トンネルズ&トロールズ・アンソロジー」(書苑新社)-#はじめての海外文学 応援読書会参加レビュー。剣と魔法の世界を舞台に繰り広げられる異世界RPGアンソロジー

ミッション:インプポッシブル(トンネルズ&トロールズ・アンソロジー) (TH Literature SERIES) posted with ヨメレバ ケン・セント・アンドレ 書苑新社 2017-05-12 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 「ミッション:イン…

河田桟「馬語手帖~ウマと話そう」(カディブックス)-マジメに馬と話すための本

馬語手帖―ウマと話そう posted with ヨメレバ 河田 桟 カディブックス 2012-01-15 Amazonで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 「馬と話ができたらな〜」 そんなことを考えたことがある人がどのくらいいるのかはわからないが、いろいろな事情で馬と…

北野勇作「水から水まで」(惑星と口笛ブックス)−摩訶不思議な世界を映し出す9つの物語

水から水まで (シングルカット) 作者: 北野勇作 出版社/メーカー: 惑星と口笛ブックス 発売日: 2017/11/04 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 北野勇作「水から水まで」は、「水」からはじまって「水」に至る9つの掌編で構成されている。 ひと…

【イベント】はじめての海外文学スペシャルイベントに参加しました!

11月から各地の書店で順次スタートしている『はじめての海外文学vol.3』フェア。そのフェアと連動したスペシャルなイベントが、12月17日(日)に開催されました。 私も、『はじめての海外文学vol.3』フェアを応援するオンライン読書会を書評コミュニティサイ…

フランシス・ハーディング/児玉敦子訳「嘘の木」(東京創元社)-読み始めたらやめられない!ノンストップ・エンターテインメント小説!!

嘘の木 posted with ヨメレバ フランシス・ハーディング 東京創元社 2017-10-21 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す とにかくやたらと評判がいい。 フランシス・ハーディング「嘘の木」のことだ。プロの作家、翻訳家、書…

フランチェスカ・リア・ブロック/金原瑞人訳「“少女神”第9号」(筑摩書房)−なぜ今までこの作家の作品を読んでこなかったのか!と遅まきながらリア・ブロックの魅力にハマっている。

“少女神”第9号 (ちくま文庫) posted with ヨメレバ フランチェスカ・リア ブロック 筑摩書房 2015-02-09 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す なぜ今までこの作家の作品を読んでこなかったのか! 10月のやまねこ翻訳クラ…

イベント参加:夜を灯す本のおはなし(tsugubooks✕夏葉社・島田潤一郎)〜ヘンリー・スコット・ホランド/高橋和枝・絵「さよならのあとで」

先日「夜を灯す本のおはなし」というイベントに参加してきた。会場は、国分寺にある胡桃堂喫茶店。会場には、近隣の方々ばかりでなく神奈川や山梨から参加した方もあったそうだ。 kurumido2017.jp 「夜を灯す本のおはなし」は、会社勤めをしながら本を届ける…

ジョン・アガート作、ニール・パッカー画/金原瑞人訳「わたしの名前は「本」」(フィルムアート社)-『本』が語る『本』の歴史。まるで冒険小説を読んでいるようなワクワクが味わえる一冊

わたしの名前は「本」 posted with ヨメレバ ジョン・アガード フィルムアート社 2017-11-25 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す ※こちらは、フィルムアート社の読者ゲラモニター募集に当選して、いただいたゲラを読んで…