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ガタガタ書評ブログ

読んだ本の感想などをボチボチと綴るブログ

【書評】彩瀬まる「やがて海へと届く」(講談社)-深く、フカク、その想いはやがて海へと届く

3.11以後、様々な震災文学が出版された。直接的に震災と震災以後を扱った作品もあれば、震災には直接的に触れずに、だけど登場人物たちの心の奥底に震災の影が見え隠れするような作品もある。 やがて海へと届く 作者: 彩瀬まる 出版社/メーカー: 講談社 発売…

【震災5周年祈念】《あの日》の被災地と《あの日》の被災者について、5年後の今改めて考えてみるー石井光太「津波の墓標」(徳間書店)

3月11日になりました。震災関連本で東日本大震災を振り返る企画も今日が最後です。 あの日、地震と津波は、多くの命を奪い、街の姿を大きく変えてしまいました。 変えてしまったのは、街の姿だけではありません。被災者となって避難所に暮らす住民たちの心も…

【震災5周年祈念】私たちは、福島の未来を、日本の未来を、永遠に考え続けなければならない-森達也、毎日小学生新聞編「僕のお父さんは東電の社員です~小中学生たちの白熱議論!3.11と働くことの意味」(現代書館)

震災関連本レビュー企画の3日目です。今回は、福島原発事故に関する本を取り上げます。 「僕のお父さんは東電の社員です」 作者: 森達也著+毎日小学生新聞編 出版社/メーカー: 現代書館 発売日: 2011/11/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 7人 ク…

【震災5周年祈念】『情報を伝える』というメディアの使命を果たすこと-河北新報社「河北新報のいちばん長い日~震災下の地元紙」(文藝春秋)

震災関連の本を通じて、あの大震災を振り返ってみようという連続レビュー企画の第2回になります。 今回は、大震災直後に被災者へ情報を届けるために奮闘した地方新聞社の活動を通じて、災害時の情報伝達に関わるメディアの必要性を考えてみたいと思います。 …

【震災5周年祈念】あの日、あの地震を経験した記憶を忘れないために-彩瀬まる「暗い夜、星を数えて 3・11被災鉄道からの脱出」(新潮社)

2011年3月11日14時46分に、後に《東日本大震災》と呼ばれる巨大地震が発生しました。 もうすぐ、あの日から5年になります。そこで、今週は3月11日(金)までの5日間、東日本大震災について書かれた本についてレビューしながら、あの日を振り返りたいと思いま…