ガタガタ書評ブログ

読んだ本の感想などをボチボチと綴るブログ

太宰治

【書評】太宰治「畜犬談ー伊馬鵜平君に与えるー」ー太宰先生、ホントは犬が好きなんですよね?

こんにちは!アタシは、いつもレビューを書いているタカラ〜ムの家で暮らしているビーグルのラム(女の子)よ! 今回は、アタシが太宰治先生の「畜犬談ー伊馬鵜平君に与えるー」についてレビューしちゃうね! 畜犬談 ?伊馬鵜平君に与える? 作者: 太宰治 発売…

【書評】都甲幸治他「きっとあなたは、あの本が好き。~連想でつながる読書ガイド」(立東舎)-大好きな本について語り合うことの楽しさ

今、読書会がちょっとしたブームになっているらしい。本が大好きな人たちが集まって、ひとつの本について語り合ったり、テーマにそって話し合ったりするのだそうだ。うん、それは楽しそう。 オフラインでの読書会に限らず、ツイッター上でのやりとりや、「読…

運命の日。そんな日でも、人々は変わらぬ生活を営んでいた-太宰治「十二月八日」

山田洋次監督で映画化もされた中島京子の「小さいおうち」で驚いたのは、太平洋戦争真っ只中であるはずの東京が、必ずしも戦時下の緊迫した状況にあり続けた訳ではなく、むしろ、本格的な東京への空襲が始まるまでは、誰もが普通に暮らし続けていたのだ、と…

太宰流ボヤキ漫談と自虐ネタ。遠慮しないで突っ込め笑え!-太宰治「家庭の幸福」

しかしなんですな、昔も今も“官僚”、“役人”というのは嫌われ者と相場が決まっているのですな。 太宰さんも、“官僚”というヤツには一家言あるようでして、「家庭の幸福」という短編でボヤいております。 家庭の幸福 作者: 太宰治 発売日: 2012/09/27 メディア…

17年振りの“私”シリーズには、北村薫の文学に対する想いがこめられている-北村薫「太宰治の辞書」

偶然なのだけれど、私の手元には「新潮文庫創刊版の完全復刻版」セットがある。創刊100年を記念して作られたものだ。 太宰治の辞書 作者: 北村薫 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/03/31 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (16件) を見る 北村薫「…

彼女はただ待ち続ける。誰でもない、見知らぬ誰かを−太宰治「待つ」

省線のその小さい駅に、私は毎日、人をお迎えにまいります。誰とも、わからぬ人を迎えに。 待つ 作者: 太宰治 発売日: 2012/09/12 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 太宰治「待つ」を初めて読んだのは、2011年から刊行をスタートした集英社の…

男はみんなダメ男。だから女は強かに生きるのです。-太宰治「ヴィヨンの妻」

太宰治「ヴィヨンの妻」に登場する大谷は、作者自身を彷彿とさせるような、明らかな“ダメ男”である。 ヴィヨンの妻 作者: 太宰治 発売日: 2012/09/12 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る ヴィヨンの妻 (新潮文庫) 作者: 太宰治 出版社/メ…