タカラ~ムの本棚

読んだ本の感想などをボチボチと綴るブログ

2019-03-12から1日間の記事一覧

イ・ジョンミョン/鴨良子訳「星をかすめる風」(論創社)-戦争末期の福岡刑務所。囚人として収監された詩人と看守は、言葉を介して関係をつなぐ。言葉、文字、そして詩によって生まれる共感。

www.e-hon.ne.jp 星をかすめる風(Amazonで購入) 星をかすめる風 [ イ・ジョンミョン ](楽天ブックスで購入) 韓国の国民的詩人・尹東柱(ユン・ドンジュ)をめぐる愛と死の物語 本書「星をかすめる風」の帯には、こんな惹句が記されている。 舞台は、太平…