タカラ~ムの本棚

読んだ本の感想などをボチボチと綴るブログ

2015-05-31から1日間の記事一覧

「2001年宇宙の旅」、「未知との遭遇」、そこには“神”があった-ハリ・クンズル「民のいない神」

砂漠には何でもある。と同時に、何もない。砂漠は神だ。しかし、そこに民はいない。 扉に引用されたバルザック「砂漠の情熱」の一節が、本書「民のいない神」のタイトルの元である。 民のいない神 (エクス・リブリス) 作者: ハリクンズル,木原善彦 出版社/メ…