タカラ~ムの本棚

読んだ本の感想などをボチボチと綴るブログ

2015-01-16から1日間の記事一覧

子供が誘拐された!でも全員揃ってる。じゃ、誘拐されたのは誰?-連城三紀彦「小さな異邦人」

「誘拐物」というジャンルの小説は、だいたいのパターンが出尽くしていると思う。それだけに、誘拐物の小説には印象に残る面白い作品が多いと感じる。例えば高木彬光の「誘拐」であり、例えば井上夢人の「99%の誘拐」であり、西村京太郎の「華麗なる誘拐…