タカラ~ムの本棚

読んだ本の感想などをボチボチと綴るブログ

デイヴィッド・レヴィサン著/三辺律子訳「エヴリデイ」(小峰書店)-男の子?女の子?白人?黒人?背は高い?低い?太ってる?痩せてる?...それってなんの意味があるの?

エヴリデイ (Sunnyside Books) posted with ヨメレバ 作者:デイヴィッド レヴィサン 出版社:小峰書店 発売日: 2018-09-10 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 7netで購入 hontoで購入 e-honで購入 目が覚めた。すぐに自分がだれか、突き止めなきゃならない。ま…

イアン・フレミング作、ジョン・バーニンガム絵/こだまともこ訳「チキチキバンバン〈2〉海辺の大ぼうけん」(あすなろ書房)-ポットさん一家危うし!チキチキバンバンのまほうでピンチを切り抜けろ!

チキチキバンバン〈2〉海辺の大ぼうけん posted with ヨメレバ 作者:イアン フレミング 出版社:あすなろ書房 発売日: 2010-09-01 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 7netで購入 hontoで購入 e-honで購入 ※説明の都合上『チキチキバンバン〈1〉チキチキバンバ…

デイヴィッド・グラン/倉田真木訳「花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生」(早川書房)-謎の連続怪死事件とその真相にせまる緊迫のノンフィクション。私の中ではオールタイム・ベスト級の作品。

花殺し月の殺人――インディアン連続怪死事件とFBIの誕生 posted with ヨメレバ 作者:デイヴィッド グラン 出版社:早川書房 発売日: 2018-05-17 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 7netで購入 hontoで購入 e-honで購入 この物語はフィクションです。登場する人…

イアン・フレミング作、ジョン・バーニンガム絵/こだまともこ訳「チキチキバンバン〈1〉チキチキバンバンはまほうの車」(あすなろ書房)-あの『007』の生みの親イアン・フレミングが描くファンタジー。チキチキバンバンには夢がたくさんつまっている!

チキチキバンバン〈1〉チキチキバンバンはまほうの車 posted with ヨメレバ 作者:イアン フレミング 出版社:あすなろ書房 発売日: 2010-09-01 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 7netで購入 hontoで購入 e-honで購入 ジェームズ・ボンドが活躍するスパイ映画…

チャールズ・ブコウスキー著、ロバート・クラム画/中川五郎訳「死をポケットに入れて」(河出書房新社)-浴びるように酒をのみ、競馬場に入り浸る。ブコウスキー晩年の日記に記されたことは、どこまで彼の本音なのだろうか。

死をポケットに入れて (河出文庫) posted with ヨメレバ 作者:チャールズ・ブコウスキー 出版社:河出書房新社 発売日: 2002-01-01 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 7netで購入 hontoで購入 e-honで購入 チャールズ・ブコウスキーといえば、男臭く、下卑て厭…

サバスティア・スリバス/宇野和美訳、スギヤマカナヨ絵「ピトゥスの動物園」(あすなろ書房)-重い病にかかってしまった友だちピトゥスのために一日だけの動物園をつくろう!少年たちの奮闘を応援したくなる一冊

ピトゥスの動物園 作者: サバスティアスリバス,スギヤマカナヨ,Sebasti`a Sorribas,宇野和美 出版社/メーカー: あすなろ書房 発売日: 2006/12/01 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 3回 この商品を含むブログ (6件) を見る 今から少し前のこと。スペイン…

ヴァレリー・ゼナッティ/伏見操訳、ささめやゆき絵「バイバイ、わたしの9さい!」(文研出版)-子どもたちの純粋でまっすぐな「なぜ?」に、大人たちはしっかり答えられるだろうか?

バイバイ、わたしの9さい! (文研ブックランド) 作者: ヴァレリーゼナッティ,ささめやゆき,Val´erie Zenatti,伏見操 出版社/メーカー: 文研出版 発売日: 2015/12/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 人生には三度、すごくだいじなときがあるって…

ハーラン・コーベン/田口俊樹、大谷瑠璃子訳「偽りの銃弾」(小学館)-死んだはずの夫が監視カメラに映っていた。夫の死の真相はどこにあるのか。資産家一族の裏の顔とは?ラストに待ち受ける真実とは?

偽りの銃弾 (小学館文庫) 作者: ハーラン・コーベン 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2018/05/18 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 偽りの銃弾 (小学館文庫) 作者: ハーランコーベン,Harlan Coben,田口俊樹,大谷瑠璃子 出版社/メーカー: 小学…

東野圭吾「ラプラスの魔女」(角川書店)-それは偶然なのか、それとも奇跡なのか。不可解な死の真相にあるものとは。

ラプラスの魔女 (角川文庫) 作者: 東野圭吾 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/02/24 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (8件) を見る 「数学者のラプラスは御存じですか。フルネームはピエール・シモン・ラプラス。フランス人です」桐宮玲が青江に…

堀部篤史「90年代のこと 僕の修業時代」(夏葉社)-インターネットもSNSもなかった時代を振り返りつつ今を生きる。

90年代のこと―僕の修業時代 作者: 堀部篤史 出版社/メーカー: 夏葉社 発売日: 2018/11/05 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る インターネットが普及し、誰もがスマートフォンを片手に“インスタ映え”を狙って料理や風景や自分自身を写真に撮っては…

ジョゼフ・チャプスキ/岩津航訳「収容所のプルースト」(共和国)-捕虜として収監された収容所で記憶のみで行われた講義。読んでいるうちに無性にプルーストが読みたくなる。

収容所のプルースト (境界の文学) 作者: ジョゼフチャプスキ,Joseph Czapski,岩津航 出版社/メーカー: 共和国 発売日: 2018/01/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る マルセル・プルースト「失われた時を求めて」に、私はちょっとしたトラ…

ビルギット・ヴァイエ/山口侑紀訳「マッド・ジャーマンズ ドイツ移民物語」(花伝社)-送り出した側の責任なのか、受け入れた側の責任なのか。結局翻弄されるのは個人だ。

マッドジャーマンズ ドイツ移民物語 作者: ビルギット・ヴァイエ,Birgit Weyhe,山口侑紀 出版社/メーカー: 花伝社 発売日: 2017/10/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (5件) を見る ビルギット・ヴァイエ「マッドジャーマンズ ドイ…

キム・チュイ/山出裕子訳「小川」(彩流社)-ベトナム系カナダ人の著者が描く自らの記憶。短い文章を散りばめた記憶の断片のひとつひとつが私たちに伝えるもの

小川 作者: キム・チュイ,山出裕子 出版社/メーカー: 彩流社 発売日: 2012/09/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る この作品の原題Ruとは、フランス語で「小川」を意味し、比喩的に「(涙、血、金銭などの)流れ」を意味する。また、ベトナム語…

エリナー・ファージョン文、エドワード・アーディゾーニ絵/阿部公子、茨木啓子訳「マローンおばさん」(こぐま社)-人、孤独なれど心温かき。人、貧しけれど心優しき。

マローンおばさん posted with ヨメレバ エレノア・ファージョン こぐま社 1996-10-25 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す ひとりの老婆が暮らしている。老婆は、森のそばでひとり貧しく暮らしている。誰も老婆を気にか…

母袋夏生編訳「お静かに、父が昼寝をしております ユダヤの民話」(岩波書店)-ひとつひとつの民話のどこかに今でも教訓となることが必ずあると感じられる民話集

お静かに、父が昼寝しております――ユダヤの民話 (岩波少年文庫) posted with ヨメレバ 母袋 夏生 岩波書店 2015-12-17 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 『はじめての海外文学vol.4』で、編訳者でもある母袋夏生さんが…

トレバー・ノア/齋藤慎子訳「トレバー・ノア 生まれたことが犯罪!?」(英治出版)- 白人の父と黒人の母の間に生まれたトレバー・ノアの半生は、強くてたくましい母によって育まれた。

トレバー・ノア 生まれたことが犯罪! ? posted with ヨメレバ トレバー・ノア 英治出版 2018-05-09 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 冒頭に『背徳法』という法文が掲載されている。まずは、その全文を記しておく。 欧…

エリザベス・ウェイン/吉澤康子訳「ローズ・アンダーファイア」(東京創元社)-ひとりの少女の人生を狂わす強制収容所での過酷な現実におもわず目を背けたくたる。しかし、それが戦争の現実。

ローズ・アンダーファイア (創元推理文庫) posted with ヨメレバ エリザベス・ウェイン 東京創元社 2018-08-30 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 「コードネーム・ヴェリティ」を読んだ余韻をもったまま、姉妹編となる…

エリザベス・ウェイン/吉澤康子訳「コードネーム・ヴェリティ」(東京創元社)-謎に満ちた第一部と対になる第二部。その見事な構成と物語としての完成度に驚愕した。作品評価の高さに納得!

コードネーム・ヴェリティ (創元推理文庫) posted with ヨメレバ エリザベス・ウェイン 東京創元社 2017-03-18 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 「コードネーム・ヴェリティ」は、『第一部ヴェリティ』『第二部キティ…

ハラルト・ギルバース/酒寄進一訳「終焉」(集英社)-ベルリン陥落、ソ連軍の侵攻、混乱の中でオッペンハイマーは妻をレイプしたソ連兵への復讐心を胸にナチスの原爆研究資料を探すことになる

終焉 (集英社文庫) posted with ヨメレバ ハラルト ギルバース 集英社 2018-07-20 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す ハラルト・ギルバース「終焉」は、「ゲルマニア」、「オーディンの末裔」に続くユダヤ人の元刑事リ…

相川英輔「ハイキング」(惑星と口笛ブックス)ー日常の中にいつの間にか入り込んでくる怖さを描くのが本当に上手いなぁ~

ハイキング (惑星と口笛ブックス) 作者: 相川英輔 出版社/メーカー: 惑星と口笛ブックス 発売日: 2017/10/22 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 2018年10月12日の夜、赤坂にある双子のライオン堂書店で開催されたトークイベントに参加した。 『…

岸本佐知子、今村夏子他「たべるのがおそいvol.5」(書肆侃侃房)-特集は『ないものへのメール』。岸本佐知子さんや今村夏子さんの創作も面白いですが、個人的には澤西祐典さん、大田陵史さんの作品でした。

文学ムック たべるのがおそい vol.5 posted with ヨメレバ 今村 夏子,岸本 佐知子,澤西 祐典,米澤 穂信,大前 粟生,黒 史郎,柴田 元幸,蜂飼 耳,石井 千湖,北原 尚彦,酉島 伝法,内山 晶太,小原 奈実,仲田 有里,フラワーしげる,ツェワン・ナムジャ,エリザベス・…

「本を贈る」(三輪舎)-編集者、装丁家、校正者、印刷、製本、取次、営業、書店員、本屋。私たちに本を届けてくれる人たちの思いが伝わる一冊

本を贈る posted with ヨメレバ 笠井 瑠美子,川人 寧幸,久禮 亮太,島田 潤一郎,橋本 亮二,藤原 隆充,三田 修平,牟田 都子,矢萩 多聞,若松 英輔 三輪舎 2018-09-11 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 本を読むとき、いつ…

深緑野分「ベルリンは晴れているか」(筑摩書房)-深まる謎、思いがけない結末、すべてを読み終えたときに気づくタイトルの奥深さ

ベルリンは晴れているか (単行本) posted with ヨメレバ 深緑 野分 筑摩書房 2018-09-26 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す のめり込むようにして読んだ。 深緑野分「ベルリンは晴れているか」は、タイトルにあるとおり…

ジミー・リャオ/天野健太郎訳「星空」(トゥーヴァージンズ)-孤独な少女と孤独な少年が出会ったとき、大きな世界が広がった。

星空 The Starry Starry Night posted with ヨメレバ ジミー トゥーヴァージンズ 2017-01-21 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 世界とうまくやっていけない子供たちに 冒頭の著者のメッセージを引用させてもらいます。…

ジョゼ・ルイス・ペイショット/木下眞穂訳「ガルヴェイアスの犬」(新潮社)-これは『解体』と『再生』の物語だと思う

ガルヴェイアスの犬 (新潮クレスト・ブックス) posted with ヨメレバ ジョゼ・ルイス ペイショット 新潮社 2018-07-31 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 読み終わって、本書は『解体』と『再生』の物語なのだと感じた…

新井見枝香「本屋の新井」(講談社)-こんどのエッセイ集は、ちゃんと本と本屋の話です

本屋の新井 posted with ヨメレバ 新井 見枝香 講談社 2018-10-04 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 三省堂書店の書店員新井見枝香さんのエッセイ集第2弾。初エッセイ集「探しているものはそう遠くはないのかもしれな…

相川英輔「雲を離れた月」(書肆侃侃房)-ジワジワとにじり寄ってくるような恐怖感

雲を離れた月 posted with ヨメレバ 相川 英輔 書肆侃侃房 2018-06-18 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 背筋をスーッと走る冷たいもの。相川英輔「雲を離れた月」を読みながら、そして読み終わってから感じた恐怖感。…

ミシェル・ウッド絵/トヨミ・アイガス文/金原瑞人訳/ピーター・バラカン監修「リズムがみえる」(サウザンブックス)-強い印象を与える絵とそこから生まれた詩によって描かれるアフリカ系アメリカ人音楽の歴史

リズムがみえる posted with ヨメレバ トヨミ・アイガス サウザンブックス社 2018-10-01 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 「リズムがみえる」は、500年以上にわたるアフリカ系アメリカ人の音楽の歴史を描き出す。ミシ…

デイヴィッド・アレキサンダー・ロバートソン文/ジュリー・フレット絵/横山和江訳「わたしたちだけのときは」(岩波書店)-おばあちゃんはどうしてきれいないろのふくをきてるの?そこにはおばあちゃんの悲しくてつらい過去ありました。

わたしたちだけのときは posted with ヨメレバ デイヴィッド・アレキサンダー・ロバートソン 岩波書店 2018-09-08 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 「おばあちゃんはどうしてきれいないろのふくをきてるの?」 本書「…

サッサ・ブーレグレーン/枇谷玲子訳「北欧に学ぶ小さなフェミニストの本」(岩崎書店)-「なぜ世界のリーダーはおじさんばかりなの?」。一枚の写真を見て感じたエッバの疑問をきっかけに、彼女と一緒にフェミニストについて学んでみる。

北欧に学ぶ小さなフェミニストの本 posted with ヨメレバ サッサ ブーレグレーン 岩崎書店 2018-05-19 Amazonで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 e-honで購入 図書館で探す 【フェミニズム】女の子と男の子の間に不平等があることに気づき、それに対し何…